配布する時は許可を取る必要がある
街頭で配布するためには、実は許可は必要です。最寄りの警察署に行って書類を提出し、許可を取らなければなりません。そもそも各場所には所有権があります。他社のお店の前でチラシやティッシュなどを配ってしまいますと、大きな問題に発展してしまう可能性があるでしょう。そのようなトラブルを防ぐためにも、許諾を得なければなりません。基本的には自社で許諾を得る必要はありますが、実は街頭配布の専門業者に任せることもできます。手間もかかりますし、専門会社に任せている方も多いです。
警察署から承諾を取る具体的な流れ
自力で許諾を得る流れですが、まずは管轄の警察署を調べます。配布する場所の警察署を確認し、指定の申請書類を提出する訳です。書類には、具体的な住所や時間帯や人数などの詳細情報を記入します。その他にも3つの書類が必要で、まず1つ目は配布する場所が詳しく描かれている地図です。ただし地図と言っても、自作する必要はありません。WEBで公開されている地図を印刷して、提出しても問題ありません。もう1つは、チラシや配布物のサンプルです。具体的にどのような物を配布するかも、警察に提示する訳です。3つ目は印紙代です。地域によって異なりますが、基本的には2000円前後になります。上記の4つの書類を警察署に提出しますが、基本的には平日限定になります。休日は警察署は閉まっていますから、注意が必要です。ちなみに警察署に提出した後は、色々な事務処理もあります。たいていは数日程度で事務処理は完了しますが、状況によって1週間ぐらいかかる事もあります。1週間ぐらいかかると、肝心の配布日時に間に合わない可能性もあります。ですから配布する日時を十分考慮した上で、当日に間に合うよう早めに手続きを済ませる必要があります。
専門会社に手続きを代行してもらう事も可能
ですから街頭配布のために許諾を得るには、若干の手間を要します。少なくとも上記の4種類の書類を準備する必要がありますし、警察署に行くにしても時間を割かなければなりません。ですが幸いにも、街頭配布の専門業者は許諾の手続きを代行してくれます。実際ある専門会社の場合は、1万円前後支払えば手続きを代行してくれます。ですから時間を割くのが少々難しい時などは、専門会社による代行も検討してみると良いでしょう。費用はかかりますが、手間を省けるメリットは大きいですし、専門業者に依頼している方も多いです。
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